「バトル」と「盛り上がり」を組み込んだバッジデザイン

「バトル」と「盛り上がり」を組み込んだバッジデザイン

構想

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  • サイバー空間を基盤に、ハッカソンの要素の中でも特に「バトル」と「盛り上がり」の要素に重点を置いて作り上げることを決めました。

  • サムライのキャラクターは、開催地である京都を象徴しています。古くからの伝統と現代の技術が融合する場であるとして、和風ながらもサイバーパンクさがあります。

  • ハッカソンが、単なる開発や競争といった面だけでなく、参加者同士の交流・盛り上がりといった多様な側面を持つことを表していくために、並んでいる液晶画面にそれらを映し出しました。

  • 中央のキャラクターの表情は冷静そのものです。しかし戦闘ポーズをとっている様子や、腕にモーションブラーがかかるほど素早く動いている様子から、内心には深い情熱があることを表現しています。この対比により、外見は落ち着いているものの、内面には燃え盛るような熱い思いを抱えていることを強調しています。

  • 中央のキャラクター周辺にあるグリッチには、「ハッカソンでは何が起こるか分からない」「爆発力がある」という要素を反映させ、「ゆらぎ」の意味を持たせました。これにより、予測不可能な展開や瞬時に生まれる創造性を、視覚的に表現しています。

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  • モニターの一枚には、こっそりモールス信号で「CS (Craft Stadium)」と書かれています。なにか秘密の合言葉のようで、気に入っています。
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経過

第1案

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第1案では、開催地である京都の要素を多く取り入れました。ハッカソンの盛り上がりと京都の優雅さを表現するため、中央に配置された手が象徴的です。色合いや形状からは京都を連想させますが、一方で陰鬱さやオカルト的な要素も目立ってしまいました。

第2案

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第2案では、完成版にも存在するサムライが生まれました。Craft Stadiumのコンセプトであるコロッセオや戦いをイメージしています。第2案でのキャラクターはスマートで洗練されている印象で、冷静/情熱の二面性を持たせている完成版と比べてよりクールなイメージです。

その他ボツ案

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没案からも、完成版に引き継がれている要素があります。

製作者

藤井 祥子
グラフィックデザイナー
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